― 体から届く「お便り」に気づくということ ―
目次
はじめに
増量を見直す中で、
自分が一番苦しかったのは、
「どこまでが頑張りで、どこからが無理なのか」
その境目が分からなかったことだった。
増量中なんだから、多少きついのは当たり前。
そう思ってしまえば、
体の違和感はいくらでも無視できてしまう。
でも今振り返ると、
体はずっとサインを出してくれていた。
それに気づこうとしなかったのは、
自分の方だった。
「嘔吐は、かなり分かりやすいサインだった」
自分の場合、
一番分かりやすかったのは嘔吐だった。
食べて、苦しくなって、
どうしても受け付けなくなってしまう。
これはもう、
体がはっきりと
「これ以上は無理だ」と伝えている状態だったと思う。
今思えば、
かなり限界に近いサインだった。
ただ、
ここまでいかなくても、
体が受け付けていないサインは、
他にもたくさんある。
排便は、体からの「お便り」
その中で、
自分が特に意識するようになったのが、排便だった。
タイミング。
状態。
量や形。
本当にその通りだと思う。
食べたものが、
体の中でどう処理されたのか。
消化がうまくいっているのか。
無理がかかっていないか。
それを、
かなり正直に教えてくれる。
増量中であっても、
ここを無視していい理由はない。
むしろ、
増量中だからこそ、
一番大事にしないといけない部分だと思う。
「流し込む食べ方は、消化を放棄していた」
以前の自分は、
苦しくなったらお茶で流し込んでいた。
早く食べ切るため。
決められた量をこなすため。
でもそれは、
体にとってはかなりの負担だった。
しっかり噛まれていない。
消化の準備もできていない。
それでも無理やり胃に送り込まれる。
体が処理しきれなくなるのは、
当然だったと思う。
排便の状態が安定しなかったのも、
今なら納得できる。
「増量中だから」で片づけない
体が受け付けていない状態にあるとき、
多くの場合、
何かしらのサインは出ている。
それを
「増量中だから仕方ない」
で片づけてしまうと、
気づくタイミングを逃してしまう。
自分もそうだった。
でも、
この状態に自分がいると気づけたなら、
できるだけ早く立ち止まった方がいい。
「体の声に気づくことも、努力の一つ」
増量は、
ただ量を増やすことではない。
体が受け付けているか。
無理が積み重なっていないか。
それを確認し続けることも、
立派な努力だと思う。
それに気づけるかどうかで、
増量の進み方は大きく変わる。
次のブログでは、
増量がうまくいかない原因は、
「食べる量」だけではないということ。
自分の経験をもとに、
増量できない本当の原因はどこにあるのかを、
考え方の部分から整理していく。
